[2023年02月02日]
すぐそこに来てゐる春や春を待つ
上村占魚(1920~96)
春を待つが冬の季語。待春(たいしゅん)、春待つも同意の季語です。
春が近づいてきていて、寒い日の戻りがありますが、暖かい日が多くなると、春になるのを待つ心がひときわ高まりますね。北国の人はとりわけ、雪から解放されたい気持ちが強いことと思います。
この句では、春はすぐそこに来ているのですが、寒い日が変わらずに続いていてうんざりしています。でも春の足音は聞こえています。もうすぐ春です。
作者うえむら・せんぎょの紹介は、2006年6月27日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・今日の東京外国為替市場、円相場は前日と比べて1円以上値上がりし、1ドル=128円台半ばで推移しています。これはアメリカのFRB=連邦準備制度理事会が0.25%の利上げを決めたため、日米の金利差の縮小が意識され、ドルを売って円を買う動きが強まっています。投資というのは神経の休まることのない仕事ですね。
投稿者 m-staff : 2023年02月02日 11:33
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