[2023年03月22日]

伊豆の海紺さすときに桃の花

澤木欣一(1919~2001)

桃の花が春の季語。花桃、緋桃、白桃、源平桃なども同意の季語です。
バラ科の小高木。中国原産。日本には古く渡来し、栽培されています。高さは3~5メートルほど。葉の出る前に花を咲かせます。大別すると果実を食する桃と、花を楽しむものに分かれます。採果用の品種は桃色の花を開きます。花桃には、濃紅、濃紫、白などの種類があり、桃は漢名で、花や実を多くつけるところから木偏に兆の字を当てたといわれています。桃の花が畑一面に咲いた花は「桃源郷」の思いがしますね。山梨県で見たことがあります。
この句では、春になって伊豆の海が紺色に染まるころは、桃の花の季節だ、と詠っています。
作者さわき・きんいちの紹介は、2005年3月8日を参照。
(出典:佐川広治著「季語の花―春」、TBSブリタニカ、2000年刊)
・WBC準決勝、日本はメキシコに6対5で大逆転勝利。あの「村神様」が決勝打。栗山監督の采配が見事に的中しました。今日はアメリカとの決勝戦。相手は強い。9回までの間に1度や2度は勝つチャンスがあるはずです。それをものにして世界一になってください。あっ、村上がホームランを打ちました。1対1になりました。

投稿者 m-staff : 2023年03月22日 08:59

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