[2023年03月23日]

アネモネやきらきらきらと窓に海

草間時彦(1920~2003)

アネモネが春の季語。紅花翁草、はないちげ、ぼたんいちげなども同意の季語です。
優しい感じの花で蕾のときもふっくらとしたたたずまいがします。キンポウゲ科の多年草。南欧原産で明治の初めに渡来し、花壇や切り花用として広く栽培されています。3~4月ごろ、30センチほどの花茎を次々に伸ばして芥子に似た花を開きます。一重、八重咲きのほかに菊咲きなどがあり、花の色は紅、緋紅、紫、白など多彩ですね。ギリシャ神話にも出てきます。
この句では、アネモネの咲いている窓に海の輝きがキラキラキラと映っている、と詠っています。
作者くさま・ときひこの紹介は、2005年7月11日参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・WBC決勝で日本はアメリカを3対2で下し、14年ぶり3回目の優勝を果たしました。全員野球、中でも大谷選手の活躍は群を抜いていました。おめでとう。3年後の2026年は新しいメンバーでまた金メダルを取ることでしょう。まずはゆっくり疲れを取ってください。栗山監督の後任には、イチロー、古田などの名前が挙がっています。

投稿者 m-staff : 2023年03月23日 10:11

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