[2023年03月24日]

文豪の机小さし竹の秋

大串 章

竹の秋が春の季語。竹秋(ちくしゅう)も同意の季語です。
彼岸を過ぎるころになると、木々は萌え、緑の葉を広げてゆきますが、竹は黄色く色あせてきて、早いものは風に揺られて葉を落とし始めます。それは地下の筍を育てるため、葉に養分を使うためです。普通の草木が黄ばんで紅葉してくる秋の様子に似ているので、「竹の秋」と呼んでいます。「竹秋」というのは、陰暦3月の異名です。ただし、これは短い期間なので、そばを歩いても気づかない人も多く見られます。
この句では、竹の秋のころに見た文豪と呼ばれる作家の小さな机を取り上げています。この文豪はいったい誰のことでしょうね。
今日は、彼岸明け。
作者おおぐし・あきらの紹介は、2006年10月3日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・WBCに出場した侍ジャパンの皆さんが帰国しました。栗山監督の采配はこれまでにないリーダー像を作り出したように思います。日本が戦った相手は、中国、韓国、チェコ、オーストラリア、イタリア、メキシコ、そしてアメリカの7か国に全勝しました。それぞれの試合を思い出すとき、監督、コーチ、選手が一体となった侍ジャパンの姿が浮かんできますね。

投稿者 m-staff : 2023年03月24日 09:35

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