[2023年03月25日]
馬酔木より低き門なり浄瑠璃寺
水原秋櫻子(1892~1981)
馬酔木(あしび)が春の季語。あせび、あせぼ、あせみ、あしぶ、花馬酔木なども同意の季語です。
ツツジ科の常緑低木。山地に生え、高さは1.5~3メートルほど。庭木としてよく用いられていて、3~4月ごろに枝先に白いつぼ型の花を多くつけます。馬が食べて中毒を起こしたことからこの名前があります。日本の特産で古くから多くの和歌に詠まれていますね。
この句の「浄瑠璃寺」は、京都府相楽郡加茂町にある真言律宗の寺。天平(729~749)年間に行基(ぎょうき)の建立とされています。阿弥陀如来九体を安置した本堂は、藤原時代の九体阿弥陀堂の代表作。ここではその浄瑠璃寺の門よりも馬酔木の花は低いと詠っています。
今日は、電気記念日。
作者みずはら・しゅうおうしの紹介は、2005年1月17日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・スェーデンで行われているカーリング女子世界選手権、日本代表のロコ・ソラーレは予選リーグを7勝5敗とし、上位6チームで争うプレーオフ進出を決めました。今大会は、アイスの状態をつかむのが難しく負けが込んでいましたが、何とかプレーオフにこぎつけました。ミスをしなければ上位に食い込むことができると思います。ところでエンジェルスの大谷選手はダイヤモンドバックスのマイナー相手に4回3/2を投げて4安打1失点、81球。30日に開幕のアスレチックス戦に向けて調整しています。
投稿者 m-staff : 2023年03月25日 10:07
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