[2023年03月27日]
ものの芽の全きチューリップとなりぬ
星野立子(1903~84)
チューリップが春の季語。鬱金香、牡丹百合も同意の季語です。
春の日を浴びて、よその花壇のチューリップが咲き始めました。
ユリ科の球根草。春を代表する植物。西洋で改良進化しましたが、小アジア原産。日本へは江戸時代の末ごろに球根が輸入され、明治の終りから大正にかけて広く普及しました。秋の終りに球根を植えると翌年の3~4月ごろに開花します。日本はオランダに次ぐ生産国で、富山や新潟が生産地となっています。100種類ほどが作られ、色も形も様々ですね。
この句では、いろいろな植物の芽が、どれもこれもチューリップの花であった、と詠っています。「ものの芽」も春の季語ですが、ここではチューリップを取り上げます。
作者ほしの・たつこの紹介は、2005年2月9日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・春の長雨は「菜種梅雨」といいます。25日、26日と雨が降って、散歩に出かけられませんでした。洗濯物が乾かないので困りますね。ところでまた、北朝鮮が日本海に弾道ミサイル2発を発射しました。今に日本海はミサイルで埋まってしまいます。喜んでいるのは日本の軍需産業だけです。
投稿者 m-staff : 2023年03月27日 09:28
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