2023年01月01日
心に響く言葉(29)
●日常に見かけるこれはと思う言葉を書きとめてみました。何かのときにお役に立てれば幸いです。
第29回は、人とのつきあい
「知に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。
夏目漱石(1867~1916)
「世間を欺くには、世間と同じ顔をなさいな。」
ウィリアム・シェークスピア(1564~1616)
「真の友人は、災難に出会ったときにはじめてわかる。」
イソップ(前620~560)
「仕事をすればお金が入るかもしれないけれど、友だちと付き合っても一銭にもならないでしょう。」
ジェーン・オースティン(1775~1817)
「友たるものは、推察と沈黙に熟達した者でなければならない。」
フリードリッヒ・ニーチェ(1844~1900)
「禍は口より出でて身を破る。福(さいわい)は心より出でて我をかざる。」
日蓮(1222~82)
「神は人間に一つの舌と二つの耳を与えた。しゃべるよりも二倍多く聞くためである。」
エピクテトス(55~135)
「沈黙は愚者の機知である。」
ジャン・ド・ラ・ブリュイエール(1621~95)
「なぜ、このように悪口が絶えないのだろう。人々は、他人の功績を少しでも認めると、まるで自分の品位が下がるように思っている。」
ヨハン・ボルフガング・フォン・ゲーテ(1749~1732)
「秘密だってことはわかっているさ。何しろいたるところでささやかれているからな。」
ウィリアム・コングリーブ(1670~1729)
「オセッカイこそ人間が生きていることの保証である。」
梅崎春生(1915~65)
「人にお世辞を云うのは、云う人が考えるほど効果的ではない。」
野上弥生子(1885~1985)
「説教をする男は、一般に偽善者である。説教をする女は決まって器量が悪い。」
オスカー・ワイルド(1854~1900)
投稿者 m-staff : 11:39 | トラックバック(0)
2022年05月08日
心に響く言葉(28)
●日常に見かけるこれはと思う言葉を書きとめてみました。何かのときにお役に立てれば幸いです。
第28回は、家庭というものは
「何だ、あれが僕たちの探している青い鳥なんだ。」
モーリス・メーテルリンク(1862~1949)
「王国を統治するよりも、家庭を治めるほうが難しい。」
ミシェル・ド・モンテーニュ(1533~92)
「すべての家庭人は、人生の半ばをあきらめて居る。」
萩原朔太郎(1886~1942)
「家庭=最後の頼みの綱として訪れる場所。終夜営業中。」
アンブローズ・ビアス(1842~1914)
「夫婦は親しきを以て原則とし、親しからざるを以て常態とす。」
夏目漱石(1867~1916)
「もし妻というものが良いものならば、神様も一人おもちになるだろうに。」
サシャ・ギトリ(1885~1957)
「われわれの人生は、前半は両親によって台無しにされ、後半は子供によって台無しにされる。」
クラーレンス・ダロー(1857~1938)
「親があっても、子供は育つのだ。」
坂口安吾(1906~55)
「神童などということばは、家族のつくったものだ。」
ジャン・コクトー(1889~1963)
「大文字ばかりの書物は読みづらい。日曜日ばかりの人生も。それと同じである。」
ジャン・パウル(1763~1825)
「健康で、正しいほど、人間を無情にするものはない。」
金子光晴(1895~1975)
「健康な人には病気になる心配があるが、病人には回復するという楽しみがある。」
寺田寅彦(1878~1935)
「人はパンのにて生くものに非ず、されどまたパンなくしては人は生くものに非ず。」
川上 肇(1879~1946)
「人間は誰でも酔うと、人物が一流になるのではないかとさえ思われた。」
井伏鱒二(1898~1993)
投稿者 m-staff : 10:04 | トラックバック(0)
2022年01月01日
心に響く言葉(27)
●日常に見かけるこれはと思う言葉を書きとめてみました。何かのときにお役に立てれば幸いです。
第27回は、人生というものは
「だまされる人よりも、だます人のほうが、数十倍くるしいさ。地獄に落ちるのだからね。」
太宰 治(1909~48)
「人は絶えず人生の短いことを嘆くが、その実人生ほど長いものはない。なぜなら人はその使い道を知らないからである。」
アルフレッド・ビニー(1797~1863)
「人生なんてやさしい 目を閉じてみるものすべて誤解すれば」
ビートルズ
「ハナニアラシノタトエモアルゾ 「サヨナラ」ダケガ人生ダ」
井伏鱒二(1898~1993)
「悟りという事は如何なる場合にも平気で生きてゐるという事であった。」
正岡子規(1867~1902)
「最初の呼吸こそ、死の始めだ。」
トーマス・フラー(1608~61)
「生れ生れ生れ生れて生の始めに暗く、死に死に死に死んで死の終に冥し。」
空海(774~835)
「ついにゆく道とはかねて聞きしかどきのうきようとは思わざりしを。」
在原業平(825~80)
「余ハ石見人森林太郎トシテ死セント欲ス。」
森 鴎外(1862~1922)
「私は二十歳だった。それが、人生最良の時だなどとは、だれにもいわせない。」
ポール・ニザン(1905~40)
「若人の情熱も、老人にあっては悪徳である。」
ジョゼフ・ジュべール(1754~1824)
「周りから「お若く見えますね」といわれるようになったら、あなたはもう若くはないのだ。」
ワシントン・アービング(1783~1859)
「だれでも長生きしたいと思う、だが、年をとりたいと思う人はいないはず。」
ジョナサン・スウィフト(1667~1745)
投稿者 m-staff : 09:33 | トラックバック(0)
2021年06月01日
心に響く言葉(26)
●日常に見かけるこれはと思う言葉を書きとめてみました。何かのときにお役に立てれば幸いです。
第26回は、人さまざま
「私も人間でありながら、その人間が私を人間嫌いにする。」
ジュール・ルナール(1864~1910)
「人間は天使でもなければ、獣でもない。だが、不幸なことに、人間は天使のようにふるまおうと欲しながら、まるで獣のように行動する。」
ブーレーズ・パスカル(1623~62)
「うぬぼれは、あらゆる地域で、実にみごとなまでに幸福をまき散らしている。」
デジデリウス・エラスムス(1466~1536)
「人間だけがこの世で苦しんでいる。そこで、笑いを発明せざるを得なかった。」
フリードリッヒ・ニーチェ(1844~1900)
「怒りによって真っ赤になる人は、怒りによって真っ青になる人ほど恐ろしくはない。」
ルネ・デカルト(1596~1650)
「十歳のときは菓子に、二十歳のときは恋人に、三十歳のときは快楽に、四十歳のときは野心に、五十歳のときは貪欲に動かされる。」
ジャン・ジャック・ルソー(1712~78)
「悪魔が私たちを誘惑するのではない。私たちが悪魔を誘惑するのだ、」
ジョージ・エリオット(1819~80)
「真の勇気は、極端な臆病と向こう見ずの中間にある。」
ミゲール・セルバンテス(1547~1616)
「臆病は文明人のみの持っている美徳である。」
芥川龍之介(1892~1927)
「立派な善行と自他共に認めているものが、その実最も利己的な卑怯な動機を本としているような例はざらにある。」
林 達夫(1896~1984)
「「悪玉」は、遠くはなれてみれば魅力がある。現実に近寄られると、たまったものではない。」
武田泰淳(1912~76)
「悪は必要である。もし悪が存在しないのなら、善もまた存在しないことになる。悪こそは善の唯一の存在理由なのである。」
アナトール・フランス(1844~1924)
「愚者と賢者はともに害がない。半端な愚者と半端な賢者が、いちばん危険なのである。」
ヨハン・ボルフガング・フォン・ゲーテ(1749~1832)
「無限なものが二つある。宇宙と人間の愚かさである。しかし、宇宙に関して言えば、私はまだ絶対の確信を持っているわけではない。」
アルベルト・アインシュタイン(1879~1955)
投稿者 m-staff : 10:04 | トラックバック(0)
2021年01月01日
心に響く言葉(25)
●日常に見かけるこれはと思う言葉を書きとめてみました。何かのときにお役に立てれば幸いです。
第25回は、嫉妬と結婚
「嫉妬は、みずからを父母として生まれてくる怪物なのです。」
ウィリアム・シェークスピア(1564~1616)
「自分の愛情は疑っても、嫉妬は疑わないわ。」
川端康成(1899~1972)
「嫉妬はつねに多忙である。嫉妬の如く多忙で、しかも不生産的な情念の存在。」
三木 清(1897~1945)
「凡そ色事というものは真面目が五分で苦労が四分、楽といっては一分有るか無し。」
泉 鏡花(1874~1939)
「あらゆる人知の中で、結婚についての知識がいちばん遅れている。」
オノレ・ド・バルザック(1799~1850)
「どうして、美人はいつもくだらない男と結婚するんだろう? それは、頭のいい男は美人とは結婚しないからさ。」
サマセット・モーム(1874~1965)
「結婚前には目を開き、結婚してからは目をつむっていることだ。」
トーマス・フラー(1608~61)
「大あわてで結婚して、ゆっくり後悔する。それが人の常なのだ。」
ウィリアム・コングリーブ(1670~1729)
「どんな男のひとと一緒になってみても同じ事だろうと私が云うと、「そんな筈
ないわ、石鹸だって、十銭のと五十銭のじゃ随分品が違ってよ。」
林 芙美子(1903~51)
「結婚して幸福になれるかどうかなどということは、まったくの偶然の作用による。」
ジェーン・オースティン(1775~1817)
「三十五歳より若くして結婚するのは、むしろ不作法というものである。単にさかりがついただけのことではないか。」
フョードル・ドストエフスキー(1821~81)
「結婚をして一人の人間が二人になると、一人でいた時よりも人間の品格が堕落する場合が多い。
夏目漱石(1867~1916)
「男子は結婚によって女子の賢を知り、女子は結婚によって男子の愚を知る。
長谷川如是閉(1825~1969)
「みだらな思いで他人の妻を見る者はだれでも、すでに心の中でその女を犯したのである。」
新約聖書
投稿者 m-staff : 12:26 | トラックバック(0)