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   <title>深秋会</title>
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   <subtitle>学習院大学田中靖政ゼミOB・OG会“深秋会”のWEBサイトです</subtitle>
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   <title>桐の花いちど生まれし前後を見る</title>
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   <published>2012-05-23T00:20:30Z</published>
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   <summary>加藤郁乎（1929～2012） ...</summary>
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      加藤郁乎（1929～2012）

      桐の花が夏の季語。花桐、桐咲く、桐匂ふ、桐散るも同意の季語です。
桐は、葉の出る前の枝先に淡い紫色のかぐわしい花をたくさんつけます。高さ10メートルほどの枝先に花が咲くので、やや離れたところから花が良く見えて情緒があります。また、地上に散って落ちた花にも風情がありますね。木を切るとかえって成長が早くなると言うので「キリ」と名づけられました。材は、たんす、琴、下駄など広く利用されています。
この句は、桐のけぶったような紫の花の高雅で心に何か伝えてくる気持ちをよくつかんでいます。桐の花は生れて周りを見回してその生命の不思議さを考えているようですね。
作者は詩人、この16日に亡くなりました。合掌。
作者かとう・いくや紹介は、2005年8月14日を参照。
（出典：村上　護著「今朝の一句」講談社、1995年刊）
・素晴しい天気です。富士山がくっきり、相模湾がはっきり。昨日スカイツリーに上った皆さんは悔しがっていることでしょうね。

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   <title>薫風や本を売りたる銭のかさ</title>
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   <published>2012-05-22T00:37:58Z</published>
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      内田百閒（1889～1971）

      薫風が夏の季語。風薫る、薫る風、風の香も同意の季語です。
水の上や青葉、若葉を渡ってくる風の匂うような感じを「風薫る」といいます。青嵐よりもやわらかく爽やかに感じます。
掲句の前書きには「辞職先生ニ与フ」とありますが、何のことは無い百閒が1934（昭和9）年に法政大学を辞職したことを言っています。けれども他人事のように銭にこだわるそぶりを見せるのに俳句味がありますね。
作者の気質は相当なへそ曲がりですから諧謔性があって面白い表現になっています。
作者うちだ・ひゃっけん紹介は、2012年4月18日を参照。
（出典：阿部誠文著「輝ける俳人たち」邑書林、1996年刊）
・金環食、東京スカイツリー開業とビッグイベントが続きますね。今日はイチローとダルビッシュの第2ラウンド、楽しみです。

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   <title>食卓の鉄砲百合は素つぽをむく</title>
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   <published>2012-05-21T00:48:47Z</published>
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   <summary>加倉井秋を（1909～88） ...</summary>
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      加倉井秋を（1909～88）

      鉄砲百合が夏の季語。百合、山百合、白百合、鬼百合、姫百合、笹百合、鹿の子百合など多数の同意の季語があります。
百合は姿が美しいのですが、焦げたようなあの強い匂いが好きではありません。
百合科の多年草。野生種、園芸種ともに数多くの種類があり、総称して百合と呼んでいます。花期は5月から8月にかけて。古くから百合といえば山百合を指し、野性の百合を代表しています。百合は世界各地に分布していますが、日本は百合王国として有名です。
食卓に白く香りの高い鉄砲百合が活けてあります。作者はその姿が嫌いでそっぽを向いています。
今日は、金環日食、小満。
作者かくらい・あきお紹介は、2006年1月13日を参照。
（出典：石　寒太編「よくわかる俳句歳時記」ナツメ社、2010年刊）
・金環日食は雲で見られませんでした。残念。次回はもうありませんね。

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   <title>濃き墨のかはきやすさよ青嵐</title>
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   <published>2012-05-19T23:39:27Z</published>
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   <summary>橋本多佳子（1899～1963） ...</summary>
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      橋本多佳子（1899～1963）

      青嵐（あおあらし）が夏の季語。風青し、夏嵐、夏の嵐なども同意の季語です。
5月の青葉の頃に吹きわたるやや強い風。万緑を吹く風で、青葉、青草を拭きゆるがせる印象が青嵐の青からよく伝わってきます。語感は爽やかです。ほとんどは南の風。
以前に、石原慎太郎たちが「青嵐会」というやんちゃなグループを作ったことがあります。青嵐と言うイメージはそのほうが強いかも知れません。またぞろ「日本維新の会」を作ろうとしていますが、どうなることやら。
この句は、硯で墨をすっていたときに、外では、青嵐が梢の緑をふきあげています。墨がすぐに乾くという光景です。青と黒の対比が素晴しく映ります。
作者はしもと・たかこの紹介は、2005年1月25日を参照。
（出典：平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊）
・5月場所はまれにみる混戦。誰が優勝するか興味津津。満員御礼連発、相撲協会はウハウハ。明日は朝に金環日食。

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   <title>柿若葉つるべの音の今はなし</title>
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   <published>2012-05-18T23:52:04Z</published>
   <updated>2012-05-22T00:36:38Z</updated>
   
   <summary>大串　章 ...</summary>
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      大串　章

      柿若葉が夏の季語。
横須賀市西公園の柿の木の若葉は萌黄色で、つやつやと光っていてとても美しい姿をしています。初夏の陽を受けて風に揺れている若葉は柔らかく明るく見えます。
木々の新緑の中でも柿の若葉の色は特にすぐれてまぶしく感じられます。日常、どこにでも見られる爽やかな光景です。
この句のように、このごろは井戸から水をくみ上げている家庭が少なくなってきて釣瓶の音も聞かなくなったと慨嘆していますね。
NHKの朝ドラ「梅ちゃん先生」では、ポンプで水をくみ上げている風景が映し出されています。懐かしいですね。
作者おおぐし・あきらの紹介は、2006年10月3日を参照。
（出典：角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊）
・昨日は板橋区で京谷秀夫さんの告別式、出棺のとき、雷鳴が轟きました。今日は横浜で句会。

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   <title>ひそひそと竹のささやく五月かな</title>
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   <published>2012-05-17T21:57:55Z</published>
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      戸板康二（1915～93）

      五月が夏の季語。五月来る、五月尽、聖五月も同意の季語です。
竹は、筍を生むために養分をとられて春先になると葉が黄ばみはじめます。これを竹の秋といい、初夏になると竹落葉になってゆきます。ときを同じくして、筍は若竹へと成長して交代のときを迎えます。
この句のように、ひそひそとささやいているのは、若竹の葉と散って行く葉の会話をしているようにも見えますね。
作者といた・やすじは、東京芝の生まれ、大学在学中に折口信夫の影響を受けました。演劇雑誌の編集者を経て独立し、歌舞伎評を一般の人にもわかるように解説。随筆、小説を多く著しました。俳句は1939（昭和14）年ごろからはじめ文人会の常連でした。
（出典：村上　護著「今朝の一句」講談社、1995年刊）
・11時から板橋区蓮根の舟渡斎場で京谷秀夫さんの告別式が行われます。朝早くから出発せねば。


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   <title>黄昏や蕗茹でる水すぐ沸きて</title>
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   <published>2012-05-17T01:12:54Z</published>
   <updated>2012-05-19T23:38:08Z</updated>
   
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      岸田稚魚（1918～88）

      蕗（ふき）が夏の季語。蕗の葉、蕗の広葉も同意の季語です。
蕗に油揚げをまぜた煮物が食卓にのぼりました。季節の食べ物ですね。北海道ではよく蕗取りに出かけました。
葉柄の上品な香りが好まれる食用植物です。苦味がかすかにして糸のような筋など、日本料理の代表的な材料。
蕗は早春に土から花茎が出ます。これが蕗の薹で伸びて白い花を咲かせます。花とは別に、長い柄の大きな葉を出し、よい香りなので葉柄を食用にします。
この句は、夕方の台所の料理のひとこまをよくとらえています。蕗を茹でている音まで聞こえてくるようですね。
作者きしだ・ちぎょの紹介は、2005年7月1日を参照。
（出典：角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊）
・テキサスは暑い。ダルビッシュはがんばっています。

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   <title>すずらんのリリリリリリと風に在り</title>
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   <published>2012-05-16T00:21:53Z</published>
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   <summary>日野草城（1901～56） ...</summary>
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      日野草城（1901～56）

      すずらん（鈴蘭）が夏の季語。君影草、リリーも同意の季語です。
すずらんは、故郷北海道の花。
ユリ科の多年草。北のほうの山すそや高原に野生し、北海道の十勝地方や八ヶ岳は自生地として知られています。
蘭の字が当てられていますが、蘭の仲間ではありません。姿が愛らしく可憐で、またすてきな匂いがして香水の原料にもなります。盛りには白い釣鐘型の小花をたくさんつけます。ヨーロッパ原産のドイツ鈴蘭が多く見られます。
この句の決め手は「リ」。なんと六つも並べてリズムを作っています。風に揺れている清純な鈴蘭の姿が眼前に浮んできますね。
そういえば「鈴蘭娘」と言う表現がありました。
作者ひの・そうじょうの紹介は、2005年1月9日を参照。
（出典：平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊）
・今日は今年一番の暑さになりそうです。そんな予感がします。

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   <title>一と日のびし葵祭や若葉雨</title>
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   <published>2012-05-15T00:45:02Z</published>
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   <summary>高橋淡路女（1890～1955） ...</summary>
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      高橋淡路女（1890～1955）

      葵祭（あおいまつり）が夏の季語。賀茂祭、北祭、懸葵、賀茂葵、双葉葵、葵蔓なども同意の季語です。
葵祭は5月15日、京都上賀茂社と下賀茂社の両社で行われる日本第一の大祭です。参加する人は葵草、ひかげのかずらを装束につけます。古代の風俗が再現されます。葵と蔓を組み合わせた牛車を中心に平安の美しい行列が朝に京都御所を出て、下賀茂社、上賀茂社をめぐり、夕方には御所に戻ります。
この句は、祭が行われる頃によく降る若葉雨の風情が伝わってきますね。毎年、テレビで報道されます。
今日は、沖縄本土復帰記念日。1972（昭和47）年5月15日、第3次佐藤栄作内閣時、沖縄の施政権返還、沖縄県復活40年目。かの三島由紀夫は、「自衛隊は永遠にアメリカの傭兵として終るであろう。」と1970（昭和45）年11月25日、自決の日の檄文で書き残しています。
作者たかはし・あわじじょの紹介は、2006年6月4日を参照。
（出典：角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊）
・母の日の連れ合いに、ベルフラワーが贈られてきました。

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   <title>薔薇よりも淋しき色にマッチの焔</title>
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   <published>2012-05-14T00:29:34Z</published>
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   <summary>金子兜太 ...</summary>
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      金子兜太

      薔薇が夏の季語。西洋薔薇、さうび、しやうび、ばらも同意の季語です。
薔薇は、古代ギリシア、ローマ時代から作られて、現在は世界中で栽培されています。品種は多く5,000から6,000種とも言われ、毎年新種が発表されています。洗練された美しさは園芸の世界では王様と言われ、大輪、中輪、房咲き、つる性など多種多様です。よい香りがして香水にも利用されています。薔薇は西洋で開発されていることから西洋薔薇といいますが、東洋の野生種との交配がなければ現在の薔薇は生まれませんでした。日本では改良種が次々と生れています。
この句は、マッチの焔が真紅の薔薇よりも淋しい色に見えると詠っています。その違いはどこにあるのでしょうか。同じ赤でも静かに留まっている赤と動いている赤、動いているほうが先に消えます。
作者かねこ・とうたの紹介は、2005年1月27日を参照。
（出典：石　寒太編「よくわかる俳句歳時記」ナツメ社、2010年刊）
・さあ、窓を開けて5月の薫風をいっぱいに吸いましょう。

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   <title>母の日の母のこまかき柄を撰る</title>
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   <published>2012-05-13T01:02:56Z</published>
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      桂　信子（1914～2004）

      母の日が夏の季語。
5月の第2日曜日は、母の日。母の愛に感謝を捧げる日。カーネーションの花を胸につけます。カーネーションの花言葉は「母の愛情」。母のないものは白、母のあるものは赤をつけます。ことの起こりは北アメリカのアンナさんが1908年5月の第2日曜日に白いカーネーションを教会の友人たちに分けたところから始まっています。
この句は、作者が作者のお母さんの着物の柄を選んでやっていると読めます。また、母の日に誰かが誰かのお母さんの着物の柄を選んでいるとも読めます。さて、どちらでしょうか。やっぱり作者のお母さんでしょうね。
作者かつら・のぶこの紹介は、2005年6月4日を参照。
（出典：角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊）
・ベランダの赤いカーネーション6本は、咲き終わりました。

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   <title>葉ざくらや月日とびゆくわれのそと</title>
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   <published>2012-05-12T01:06:12Z</published>
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   <summary>篠田悌二郎（1899～1986） ...</summary>
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      篠田悌二郎（1899～1986）

      葉ざくら（桜）が夏の季語。桜若葉、桜葉となるも同意の季語です。
華やかであった桜の花も散って葉桜になり、今は躑躅が満開と言った風景です。
花時の桜はその美しさで人々が楽しみ、やが余花となるころからもとの静けさに戻り、もう訪れる人も少なくなります。桜蕊を地面がうすく赤く見えるほど落とした後の桜は、おびただしいほどの葉をつけています。新緑の5月の桜並木を散歩していると若葉、青葉のトンネルとなり、吹く風が桜の葉の香りに包まれます。
この句は、過ぎ去って行く月日の余りの速さに自分自身が付いてゆけないようだ、と詠っています。
作者しのだ・ていじろうの紹介は、2005年7月26日を参照。
（出典：「新季寄せ」蝸牛社、1995年刊）
・エンジェルスとレンジャーズが対戦。ダルビッシュが投げています。雨で試合が中断。アメリカは屋根の無い球場で「｢野球」、日本は屋根のある「屋球」。どちらもメリットとデメリットがあります。河出書房時代にお世話になった京谷秀夫さんが9日に急逝、86歳。合掌。

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   <title>白南風や古きジャズ弾くピアノ・バー</title>
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   <summary>角川春樹 ...</summary>
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      角川春樹

      白南風（しろはえ）が夏の季語。南風（みなみ、なんぷう、はえ）、大南風（おおみなみ）、南東風（はえごち）、南西風（はえにし）なども同意の季語です。
南風は、4、5月から吹き始めます。南高東低の気圧配置で小笠原高気圧が日本を覆い、気圧の低い北海道方面に吹き込んでゆきます。
夏の季節風で、南から吹くあたたかい湿った風のことです。各地方の船乗りによって様々な名前で呼ばれてきました。
この句のピアノ・バーで演奏されるジャズのスタンダードナンバーは何でしょうね。少し明るく軽めの曲。マイファニーバレンタイン、フライミートゥザムーン、A列車で行こう、スワンダフルなどなどを思い浮かべます。
作者かどかわ・はるきの紹介は、2005年6月18日を参照。
（出典：角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊）
・昨日、横浜などでは「雹（ひよう）」が降りました。横須賀は雷雨。変な天気が続いています。

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   <title>愛鳥日の孔雀に影を踏まれをり</title>
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      桂　樟蹊子（1909～93）

      愛鳥日が夏の季語。愛鳥週間、鳥の日、バードウィーク、バードディーも同意の季語です。
今日から1週間は、愛鳥週間として種々の行事が行われます。バードディーは1947(昭和22)年から始まり、最初は4月10日からでしたが、1949（昭和24）年からは鳥の鳴く5月10日からとなりました。
鳥類保護の精神を養うことが山林や自然保護に繋がるわけで戦中や戦後に山林が伐採されて洪水が起こり、鳥類が減少して害虫がはびこり大いに困りました。
先日、「日本野鳥の会」のPR誌「Toriino」Vol.22を読みました。放射性物質の拡散によって生態系を破壊して鳥類の生存に危機の生じていることが伝えられています。原子力の影響が鳥類にも及んでいます。考えなければなりませんね。
この句は、孔雀に影を踏まれたという諧謔味にひかれました。
作者かつら・しょうけいしの紹介は、2006年6月22日を参照。
（出典：角川書店編「合本俳句歳時記第三版」、2003年刊）
・小沢氏裁判で控訴、無罪が確定せずに高裁で裁判が続きます。これでは最高裁まで行きますね。

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   <title>五月の夜未来ある身の髪匂ふ</title>
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   <published>2012-05-09T00:39:11Z</published>
   <updated>2012-05-12T01:03:59Z</updated>
   
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      鈴木六林男（1919～2004）

      五月が夏の季語。五月来る、五月尽、聖五月、聖母月も同意の季語です。
陽暦の五月は卯月にあたる初夏の候。五月（さつき）と読めば陰暦の5月で陽暦の六月になります。黄金週間に始まって花が咲き、美しい新緑お出かけも楽しくなります。蚊や蝿も顔を出してきます。カトリックでは五月を聖母月と呼びます。俳句でも使われるようになりました。
五月は夏の初めの気持ちのよい月で気候も割合安定しています。その爽快感を聖五月と言うのはもともとの意味に反しますが、そのような印象のある月です。
この句はいささか艶を感じます。乙女の髪が五月の夜に匂うとはこれからの夏の予兆を教えてくれるようですね。
作者すずき・むりおの紹介は、2005年5月7日を参照。
（出典：「日本大歳時記」講談社、1982年刊）
・普通なら気候が安定しているはずなのに、今日も冷たい空気と暖かい空気が混合して雷雨、竜巻が心配になりますね。

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