[2005年07月15日]

俳句(2005-07-15)

金魚提げ金魚のやうな姉いもと

星野麦丘人

金魚が夏の季語。
子どもの頃に、神社の縁日では、金魚すくい、綿アメ、シンコ細工、焼きソバ、カキ氷、甘酒などの夜店が立ちました。裸電球の下では、子どもたちがせっせと金魚すくいに興じたものでした。わたしも金魚すくいの紙の薄さをなんども恨めしく思いました。
この句の姉妹は、首尾よく金魚をすくえて、今日も妹は金魚の糞のように、姉のあとをくっついています。ほほえましい風景ですね。
ほしの・ばっきゅうじんは、1925年東京生れ、石田波郷、石塚友二に師事し、1986年から「鶴」を主宰して、今もお元気で活躍されています。どこかしらとぼけた人情味のある句を作っています。
(出典:「俳句朝日」1996年7月号より)
・訃報です。昭和50年度卒の渡邊 浩さん(52歳)が急病で7月7日に亡くなられました。生前のご活躍を偲び、深く哀悼の意を表します。合掌。

投稿者 m-staff : 2005年07月15日 07:14

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