[2005年07月22日]

俳句(2005-07-22)

犬は海を少年はマンゴーの森を見る

金子兜太

マンゴーが夏の季語。
ウルシ科の常緑高木で東南アジアが原産です。高さが約10メートルで葉は厚く、長さが30センチもあります。枝の頂には、黄色い小花をつけ楕円形、黄色の果実を実らせ、独特の匂いがあります。代表的な熱帯果実で広く栽培されています。この季語は作者の句で多く知られようになりました。わたしは6年前にニューカレドニア島で見かけました。
犬を連れた少年が一方は海を見、他方はマンゴーの森を見ているという、ロマンティシズムに溢れた句になっています。作者は、このところ「海外の遺骨収集」で新聞を賑わわせている南太平洋のトラック島で、米軍の捕虜になった体験をしています。
・作者の紹介は1月27日を参照。
(出典:「新季寄せ」蝸牛社、1995年刊)
・小林貞幸さん、長野からの近況報告有難うございます。ご自身のホームページは、山の写真が素晴らしい出来ですね。暑さをしばし忘れました。次回の「深秋会冬のつどい」には顔をみせてください。   http://www.avis.ne.jp/~skbysh/

投稿者 m-staff : 2005年07月22日 07:29

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