[2006年12月06日]

俳句(2006-12-06)

流れ行く大根の葉の早さかな

高浜虚子(1874~1959)

大根が冬の季語。だいこ、おほね、すずしろ、大根畑、大根引き、大根の葉、大根の首、大根おろしなども同意の季語です。
日本へは中国を経て伝来しました。和名「おほね」、春の七草の「すずしろ」は大根のこと。
「大根」といったらこの句です。客観写生の極みですね。水に流れる大根の葉の速さのみをとらえた見事な句です。
さて、11月29日の「朝日新聞」朝刊を見ていたら、「2006年のグッドデザイン賞」が発表されていて、その中に「ダイコングレーター」という大根おろし器が載っていました。機能的なデザインの美しさとメーカーがニューヨークのオクソー社であることにびっくりしました。外人も大根をおろして食べるのですね。
作者たかはま・きょしの紹介は、2005年1月7日を参照。
(出典:「新版・俳句歳時記」雄山閣、2003年刊)

投稿者 m-staff : 2006年12月06日 06:47

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